これまで3歳児健康診査での視力検査は,視力に関する問診と家庭で検査した結果を確認しておりましたが,令和5年1月の3歳児健康診査から,スポットビジョンスクリーナーを用いた視力検査を開始いたしました。
スポットビジョンスクリーナーとは?
斜視や屈折(遠視,乱視,近視,不同視)などを測定できる機器です。検査は,スタッフから1m離れたところにお子さんと保護者の方が座って,お子さんに機器を見てもらいます。測定は数秒で終了します。
スポットビジョンスクリーナー
視力検査が重要な理由
生まれてから6歳頃までの子どもの視力が発達する時期に,何らかの異常が生じ正常に視力が発達できないと,見る機能に生涯にわたって影響を及ぼす場合があります。しかし,視力が発達する時期に治療を開始すれば,良好な視力を得られる可能性が高いため,3歳児健康診査の視力検査で眼の異常を早期に発見することが大切です。
3歳児健康診査での視力検査の流れ
①1次検査→家庭での検査及び問診票の記入
対象となる健診日の前月に,3歳児健康診査の問診票や視力検査等の案内等を送付いたします。健診日までに,家庭でランドルト環を用いて検査を実施してください。
②2次検査→健診会場で視力検査
健診会場でスポットビジョンスクリーナーを用いて検査を受けます。
1次検査の結果と併せて,必要時は専門機関への受診を勧める場合があります。
3歳児健康診査の対象者等について
毎月,健診日及び対象者が決まっています。詳細はこちらを御覧ください。
問合せ
健康増進課(保健センター) 母子保健担当 ℡029-306-2277